1887.12.09 アメリカが真珠湾独占使用権を獲得

1887年[US111]12月9日、アメリカはハワイから真珠湾の独占使用権を獲得した。

最初にクールにザックリまとめてみました。

1887年[US111]12月9日、米布互恵条約(1875年[US099]1月30日締結、Reciprocity Treaty of 1875)の更新に際して、アメリカはハワイから真珠湾の独占使用権を獲得しました。

米布互恵条約の自由貿易協定的な性格から、ハワイ王国としては継続に前向きで、意外なことにアメリカ国内には条約継続に否定的な勢力もいたようです。アメリカは、武力ではなく経済力で、「太平洋で最上の港湾拠点」の独占使用権を獲得した訳です。

何はともあれ真珠湾独占使用権の獲得と引き換えに、アメリカはハワイ王国と米布互恵条約を7年間延長することを合意しました。

文責:四々縦七

関連記事

  1. 2020.07.13 アメリカが南シナ海のチャイナ権益を公式に否定

  2. 1846.06.15 オレゴン条約

  3. 1844.07.03 望厦条約

  4. 1898.12.10 パリ条約 – プエルトリコ、キューバ

  5. 2020.08.28 安倍晋三首相が辞意を表明。持病悪化が理由と説明

  6. 1803.04.30 ルイジアナ購入〜Napoléonからのお買い物で、ミシシッピ川を越え領土が倍増