2020.08.28 安倍晋三首相が辞意を表明。持病悪化が理由と説明

安倍晋三首相が辞意を表明した。持病の潰瘍( かいよう)性大腸炎が悪化したと説明した。

わたしは2つのことを指摘しておきたい。

  1. 第2次安倍政権の評価は歴史に委ねるとして、兎にも角にも、安倍首相は、現代日本人にとってのトラウマ「民主党政権の3年間という暗黒時代(2009.9-2012.12)」を終わらせ、「暗黒時代」後も日本を自立した独立国家として存続させた
  2. 「第2次安倍政権の8年間」の間に、朝日新聞を筆頭に(例えば、慰安婦報道問題に関連して、2014年8月5日、朝日新聞は吉田証言を虚偽と認定し記事を撤回した)日本の一部マスコミの伝える情報は事実に基づかないことがあることを多くの人が知ることとなった

まず、第一の点について、事実を思い出しておこう。2009年9月16日から2012年12月16日の3年超の間、日本は不幸にも鳩山由紀夫、菅直人ら民主党に政権を託してしまった。

「東日本大震災が起きた時に自民党政権だったら違ったかもしれないのに」という深い後悔と共に、民主党に一票を投じた自分たちを悔やんでも悔みきれない気持ちがある方は多いのではないか?そう、あの3年間は現代日本人にとってのトラウマなのだ。

「たら」「れば」を言っても仕方ないので、他の誰でもなく、「安倍晋三さん」が鳩山・菅の暗黒時代を終わらせ、かつ、日本を自立した独立国家として存続させたと言う事実を忘れてはいけない。

換言すれば、「安倍晋三により民主党政権という暗黒時代を乗り越えたのだ」と記憶に定着させることで、民主党政権時代に感じた「恐怖」を将来の日本人に伝えていくべきであろう。

そして、第二の点について、「第2次安倍政権の8年間」の間に、SNS等の普及などもあいまって、マスコミの言うことを盲目的に信じる人の数が減ったのではないか? しかし、それでは足りない。

現在の日本人は、武漢ウィルス禍にあって感情的な「安心」は求めても無理だと言うこと、科学的な「安全」を基準として経済を再開していかなければ「国が滅ぶ」ということ、つまり「ゼロリスク」はあり得ないことを薄々気づき始めている段階だと思う。そして、これは武漢ウィルスに限らず外交・安全保障でも同じことが言える。

武漢ウィルス禍が厳然たるリスクとして突きつけられているのと同様に、香港が直面している中国共産党による自由・民主主義を否定する共産主義・全体主義・覇権主義に日本も台湾もさらされている。この東アジアの地政学的リスクは、「民主党政権の3年間という暗黒時代(2009.9-2012.12)」に顕在化して以来、増大し続けていることを忘れてはいけない。

これに対抗するには、マスコミの言うことを盲目的に信じることをやめ、日々のニュース報道についても歴史についても「事実」に目を向け、「日本を自立した独立国家として存続させ」るためにはどうするべきなのか?ということを個々人が考えなければならない。

そうでなければ、日本が「自民党内親中派による暗黒時代」を迎え、「自立した独立国家として存続」できない事態を招く恐れがある。

換言すれば、「安倍首相の退任後は、個々の日本人がちゃんと考えなければ、日本は日米同盟を失い、チャイナに取り込まれて没落する」と肝に銘じなければならない。

最後に、書かずもがなであるが、安倍晋三さんが病気を克服して三度首相として戻ってくる可能性もあるだろう。そうであっても、そうでなくても、結局最後に国を守るのは国民である。

文責:四々縦七

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