日本🇯🇵近現代史と超大国🇬🇧🇺🇸との関係

じゃあ超大国ってどこなのか?ということですが、わたしは前出書に従って1941年[US165]のレンドリース法成立以降を超大国「アメリカ🇺🇸の時代」とみなし、1600年[bUS176]のイギリス東インド会社設立以降1941年[US165]までを超大国「イギリス🇬🇧の時代」であったとみなします。

あくまで、わたしの勝手な前提ですが、

  • 1600å¹´[bUS176]12月31日のイギリス東インド会社(The East India Company (EIC))設立以降1941å¹´[US165]までを超大国「イギリス🇬🇧の時代」であったとみなし、
  • 1941å¹´[US165]のレンドリース法成立以降を超大国「アメリカ🇺🇸の時代」とみなします

ので、日本の近現代史と超大国の関係は、極めてシンプルに表現することが可能です。そして、これはあくまで事実なのですが、あなたが小学校や中学校で習った日本の歴史のイメージと異なっているかもしれません。

  1. 1600年[bUS176]に「イギリス🇬🇧の時代」が始まったけれど、日本では江戸時代が始まり、国際社会に参加していなかったので、超大国と関わらない時代が続いた
  2. 1853年[US077]7月8日アメリカ🇺🇸によって日本は強引に国際社会にデビューすることとなった。日本は、欧米列強により植民地化されないため、大日本帝国憲法を公布、チャイナに勝利し、超大国イギリス🇬🇧と軍事同盟を結び、ロシア帝国に勝利し、第一次世界大戦でも戦勝国側に名を連ねた。その後も超大国イギリス🇬🇧との軍事同盟を継続し、争ったロシア帝国とも軍事同盟を結んでいたが、ロシア帝国は滅亡し、アメリカの策略によってイギリスとの軍事同盟を破棄させられ孤立してしまった
  3. ドイツ第三帝国が超大国イギリス🇬🇧の覇権に挑戦し第二次世界大戦が勃発。関連して、1941年[US165]を境に「アメリカ🇺🇸の時代」が始まった。外交的に孤立していた日本は拙い外交で超大国アメリカ🇺🇸と敵対してしまい、開戦を余儀なくされ、敗れた。開国後初の敗戦であった
  4. 第二次大戦後、日本は超大国アメリカ🇺🇸と軍事同盟を結び、経済的復興を遂げたが、(負け慣れているドイツと異なり、敗戦後の外交が拙かったので)独自の外交戦略・軍事行動を採る能力を失ったまま現在に至っている

つまり、超大国と関わらないでよかった時代(上記1)が終わり、超大国と軍事同盟を結ぶことに成功して繁栄した(上記2)が、超大国に敗れ(上記3)、敗戦後に争った当の超大国と軍事同盟を結べている(上記4)、というのが近現代における日本と超大国との関係だと言えます。

意外かもしれませんが、超大国と軍事同盟関係にあるのが近現代史における日本の「通常の姿」「健全な外交状態」なのです。外交上のNGワードは「孤立」および「超大国との敵対」だということも分かります。

少なくとも以上の史実を知っていれば、今後の日本の外交方針は超大国アメリカ🇺🇸との軍事同盟を堅持しつつ外交・軍事能力を再構築するという方向性であるべきことがわかるでしょう。

異常なのは「日米同盟」ではなくて、「第二次大戦後70年以上も外交・軍事的に無策のまま放置してきたこと」なのです。国としての外交・軍事能力を取り戻すためには1853年[US077]以降の自国の歴史に学ぶことから始めるべきだと、わたしは考えます。

文責:四々縦七